「また一人で頑張らなきゃ…。」
発達に特性のあるお子さんを、長年一人で育ててきたお母さまの事例をご紹介します。
「自分が頑張らなきゃ」その思いを、一人で抱えて
お子さんの子育ては、決して楽なものではありませんでした。
「自分が頑張らないといけない。」
「誰かに頼るなんてできない。」
そんな思いを胸に、長い間、一人で子育てを続けてこられました。
ある日、そのお母さまから、思いがあふれるようにSOSが届きました。
それは、子育てを諦めたサインでも、育児放棄でもありません。
お母さま自身と、お子さんの生活と安全を守るために、勇気を出して助けを求めてくれた、大切な一歩でした。
一人で抱えなくていい、をカタチにするサポート
sugaoでは、訪問看護だけで母子を支えるのではなく、お母さまが必要なときに周りへSOSを出せるよう、行政や地域の関係機関とのつながりを広げていくお手伝いをしました。
「これは相談していいのかな」と迷うようなことも、訪問看護が一緒に行政や他の支援者へ相談に行くなど、安心して思いを伝えられる環境を整えていきました。
関わる人を少しずつ増やしていくことで、
- 一人で抱えなくていい
- 自分と子どもを支えてくれる人がいる
そう感じてもらえることを大切にしています。
「母親一人で子どもを育てる」のではなく、地域の中で、いろいろな人と一緒に子どもを育てていく。そんな視点への広がりを目指しました。
必要なときには、児童相談所やグループホームなどを活用し、お子さんと少し距離を置く時間を持つことも、選択肢の一つとしてお伝えしています。
一時的に離れることは、育児放棄ではありません。
お母さまとお子さん、どちらも守るための、大切な支援のかたちです。
その時間で、お母さま自身が心も身体もゆっくり休め、これからの生活を落ち着いて考えられるよう、寄り添っていきました。
お母さま自身の人生も、大切に
子育ての支援だけでなく、お母さま自身の人生も大切にしたい。sugaoはそう考えています。
「これからどう生きていきたいか。」
「どんな生活を送りたいか。」
「子どもとどんな関係を築いていきたいか。」
お母さま自身が考え、自分の意思で選んでいける環境を、一緒につくっていきました。
心と身体、そして生活が整っていくことで、将来のことも少しずつ落ち着いて考えられるようになります。それは、お子さんにとっての安心できる暮らしにも、つながっていきます。
ご利用者さまの声
ずっと「自分が頑張らなければ」と思っていて、誰かに助けを求めることが怖かったです。でも、SOSを出したことを責められず、一緒に考えてもらえたことで、少しずつ肩の力が抜けていきました。
子どもと少し距離を置く時間があったことで、自分自身を見つめ直すことができました。今は「一人じゃない」と思えるようになっています。
母親からのSOSは、育児放棄ではありません
SOSを出すことは、自分自身とお子さんを守り、子育てを続けていくための、大切な行動です。
sugaoはそのSOSをキャッチし、お母さまと一緒に地域へ発信しながら、行政・児童相談所・福祉サービスなど、必要な支援につなげていきます。
関わる人を少しずつ増やし、それぞれが役割を持ちながら連携することで、「母親一人が子どもを支える」のではなく、「地域全体で母親と子どもを支える」体制をつくっていきたいと考えています。
「一人じゃない」と感じられること。安心してSOSを出せること。そして、お母さま自身が自分の人生を大切にしながら、これからを選び取っていけること。
そのすべてを、地域全体で支えていけたらと思っています。
どんな小さなことでも構いません。「こんなことで相談していいのかな」という段階でも、お気軽にご相談ください。
まずは、お気軽にお問い合わせください。







